今回は千葉県四街道市の某中学校の特定定期報告のため赤外線外壁調査を行いました。

定期報告制度とは、建築基準法（第12条第1項～第3項）により建築物や昇降機などの定期的な調査・検査の結果を報告することを所有者・管理者に義務づけることにより、建築物の安全性を確保することを目的とした制度です。

平成20年の改正によって外壁の全面打診調査が義務になりました。

従来は外壁を調査するには打診棒などで壁面を打診し、その打音の高低などで外壁浮き部の有無を調査する打診法が一般的です。しかし、高所を調査する場合には足場やゴンドラなどが必要になり設置費用・安全対策費などが診断費以上にかかってしまいます。

今回の赤外線外壁調査は、打診法に比べ

低コスト

短期間

安全に外壁の調査する事ができます。

もちろん高所でも足場の設置なしで外壁の全面調査が可能となります。

とはいえ、今回は中学校での外壁赤外線調査ですので、生徒さんの授業の邪魔にならない夏休み期間中に調査させていただきました。