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赤外線装置による外壁調査は低コストなのがメリット

建築物の中には建築基準法の規定で定期的に外壁調査を行わなければならないことがあります。従来であれば、この外壁調査は打診法によって行われるのがほとんどでしたが、現在はこれにかわる方法として赤外線調査を選択する建物所有者が多くなっています。

この赤外線調査が選択される理由として最も大きいのが「低コストであること」です。


打診法による調査費用と赤外線装置による調査費用を比較した時に、最も大きく違いが現れるのは足場の設置費用です。

打診法は外壁を直接ハンマーなどで叩いて調べる方法であるため、建築物の周囲に必ず足場を組まなければなりません。実は、打診法による調査費用のうち、最も金額が大きくなるのはこの足場の設置費用で、調査費用全体のうちの半分以上を占めています。

しかし、赤外線装置による調査を選択すると、撮影が難しい場所では打診法が用いられることがあるものの、現地で行う作業は赤外線カメラによる外壁の撮影がほとんどを占めます。


高い場所などの地上からの撮影が困難な場所に関しては高所作業車やロープなどをつかって行われるため、足場が組まれることは基本的にはありません。赤外線調査が低コストといわれるのはこのためで、ケースによっては打診法による調査費用の2割程度の値段で業者に外壁調査を依頼することができます。


赤外線装置を利用した外壁の調査は、打診法による調査と比較すると正確性の面では劣りますが、それを補って余りあるほどのメリットがあります。