今回は埼玉県某市コミュニティセンターの定期報告用に外壁全面打診調査しました。
こちらのコミュニティセンターは催し物ペースや会議室、集会スペースさらには
下記写真の右上の3階部にちょっとした庭園もあり、居心地の良い建物でした。
調査に訪れた日にもギャラリーで写真展が開かれており、地域の人々が集っていました。
そんな建物だからこそ定期報告での外壁全面打診調査や、
設備の定期点検は欠かすことが出来ません。
こちらの建物も低層だったので今回もスライダーによる、外壁全面打診調査を実施しました。
足場を設置せずの作業ですので、時間もコストも抑える事が出来ます。
打診調査は調査員が外壁を間近で目視しながら、
打診棒で外壁を叩いたりこすったりして、音の変化を聞き分けて異常を発見していく調査です。
ですのでまず目視で微細なクラックや白華現象、エフロレッセンス、剥離剥落を確認していき、
打診調査でタイル浮きや下地浮きを発見していきます。
異常を発見したらタイル1枚単位で把握していき、目印のテープを貼っていきます。
その状態が3枚目の写真になります。
隣りあったタイルであっても、浮いていたり浮いていなかったりするので、
異常があった箇所を何度か打診棒で叩いて確認していきます。
1枚だけが浮いているタイルもあれば、複数浮いている箇所様々なので、
調査員は外壁の隅々まで余すところなく調査していきます。
ですので、建物の規模によっては2~3日調査をする事もありますが、
クラックや浮きなど異常のあるタイルが崩落して大事故にならないように、
ご依頼人様に建物の現段階での状況をしっかし把握して頂く為に、
しっかりその異常を報告書に記載していきます。
定期報告、老朽化などの改修工事やリフォーム、転売前の調査
お客様のご要望に合わせて、適切な調査をご提案させて頂きます。
是非お気軽にご相談ください。