今回は埼玉県の某中学校を訪れ定期報告の為の赤外線外壁調査を行いました。
学校の調査と言うことで生徒さん達の迷惑にならない様に夏休み中の調査でした。
このように学校やオフィス、公共施設など、学生や社員、来場客様にご迷惑にならないように
ご依頼人のご要望に沿った日取りで調査を行う事が出来ますので、
お気軽にお尋ね下さい。
赤外線調査はすぐに赤外線サーモグラフィ撮影をするのではなく、
まず外壁に温度計を設置してから、目視と届く範囲の打診調査を行います。
すぐに赤外線調査をしない理由は、まず目視や打診にてクラック、剥離、剥落を確認する目的もありますが、
赤外線サーモグラフィ撮影はタイル浮きに溜まる空気の温度差で調査するので、
朝早くから調査する場合は、開始時よりある程度温度が上昇しないと異常を発見しづらいという点もあります。
この日は朝9時過ぎの段階ですでに33℃の真夏日!調査員さんには大変な温度ですが
赤外線サーモグラフィ撮影にはもってこいな日、目視、打診調査でクラック等の異常を確認し撮影開始!
赤外線サーモグラフィ撮影は建物1面1面に対して色々な角度や場所から余すところなく撮影して
図面に細かく異常を記載していきます。
時には建物内に入らせて頂き屋上部分や下から映らない部分を撮影させて頂きます。
こちらの建物はコンクリート造だったので、赤外線調査するには難しい物件で、
何度も角度や位置を変えて撮影をしていきました。