今回は埼玉県にある某マンションの外壁赤外線調査を実施しました。
建築基準法は公共施設だけではなく皆様がお住みのマンションにも適用されます。
エレベーター保守点検は年1回、建築設備点検は年1回、特殊建築物定期検査は3年に1回となります。
今回は3年に1回の特殊建築物定期検査にあたります。
外壁の赤外線調査ですが、まず目視と届く範囲の打診調査を行います。
こちらの建物は目視では多少のクラックはありましたが、一見すると綺麗な建物でした、
しかし打診調査をしてみたところ目視では発見出来なかったタイル浮きがありました。
日が高くなり外壁の温度が調査開始時より上がった所で赤外線カメラでの調査開始です。
1面1面場所と角度を変えて撮影して、画面を建物を見比べ報告書に記載していきます。
調査員も驚いていましたが、目視では綺麗な建物でしたが、複数のタイル浮きが見つかりました。
今回の建物のように目視では綺麗に見える外壁も、調査をすると目視では発見出来ない
タイル浮きがあります、タイル浮きは剥離、剥落に繋がることもありますので、
定期点検だけでなく、気になることがありましたら是非ご相談ください。