特殊建築物と言うと得意な外観の建築物を想像されるかもしれません。

しかし、一般的に外観上の問題だけではなく、「隣接する建築物の関係で足場を組んでの打診調査が困難」である場合等も含まれます。

では、「外壁打診検査」とは？それは赤外線等を用いた外壁の調査方法とは違い、

熟練の職人が直接ビルの屋上等から専用のロープやブランコを用いて、文字通りに補修が必要な箇所を拝見することによって発見する方法です。

この調査法の最大のメリットは、職人が外壁（タイル・モルタル）の状態を至近距離で目視しながらの目視法も行うことが出来るため、

細かなひび割れや欠損が的確に診断できるという点や窓周りの目地シーリングの劣化なども細かく調査できる点と、

調査の打診時の音の微妙な違い（高低）により、タイルがその下地のモルタルから浮いているのか、タイルのみが浮いているのか、

またその割合はどのくらいか、 などの精度の高い調査結果が得られることです。

また、足場を組まなくて済むので、ローコストな調査が可能な点も忘れてはなりません。

さらに、特殊建築物の特徴とも言える、足場を組むことが困難な狭い場所での調査も可能であり、

比較的短期間で調査が終了できることもメリットの一つに挙げられます。

調査の目的として、外部装飾に関わる詳細な劣化状態の調査結果を得たい場合や、

改修工事の完全な見積もりの為の数量算出を行う場合はこの調査方法は最も有効な手段であると言えます。

まずはお見積りを無料にて行わせて頂いておりますので、他社様との比較検討をご希望の方も私どもにご連絡頂ければ、

きっとご満足頂ける結果が出せるものと自負しております。