新築で家を建てると、それだけで達成感を感じるものです。
一生住むことになる住宅を手に入れたわけですから、そういった思いになるのは当然です。
しかし一生住むことになる家とは言っても、一生住めるかどうかは自分次第になります。
一生その家で暮らしたいのであれば、定期的な点検と補修を繰り返すことによって、そこで暮らしていく事が出来るようになるのです。
住宅というのは、築年数が経つにつれて劣化は進んでいくようになります。
何十年も経過した家であれば、劣化するのは当然と考えるようになりますが、実は十年もたたないうちに劣化していく部分もあるのです。
湿気が多い地域であったり、日当たりがとてもいい地域などの場合には、劣化が早く進むこともあります。
もちろん使っている材質によってもその違いに差が出てくるようになりますので、一概に何年経過すれば補修が必要になるという事は言えません。
どの位で劣化するかはその家次第ですので、外壁調査を行いながら状態を確認していくようにするといいでしょう。
外壁調査をしようと思っても、自分だけではよくわからないものです。
高所などに関しては素人が確認しようと思っても難しい部分でもありますので、プロに依頼をして調査を進めていくようにしなくてはなりません。
5年に1度など、ある程度の期間ごとに調査をしてもらうようにして、どの位劣化が進んでいるかによって、補修をしながら暮らしていくようにしなくてはなりません。