マンションなどの外壁は塗装されているのですが、どうしてか把握されているでしょうか。
外観を魅力あるように見せること、外壁を風雨や温度差から保護し建物の寿命を引き延ばすためなどの意図があります。
建築物の外壁は外壁塗装がベースになって保全されていますが、塗装の塗膜はずいぶん薄手のため歳月とともに損傷がひどくなり塗膜が剥げたり、
外壁に裂け目(ひび割れ)が発生してしまい、そのポイントから雨水や湿気が侵入し、結局のところ梁など構造スポットまで劣悪化させてしまい、
住居の寿命を短くしてしまうわけです。
ですから建物を守るために外壁塗装に採用している塗料の種類と耐久年数、外壁材の種類などを外壁工事の事前の知識として必要になります。
外壁工事するといった場合、マンション新築時は、塗料をコンプレッサーで収縮したエアーで噴射するのがメインですが、
修繕時は、ローラーで壁に沿いながらころがして塗り付けるのが中心となりす。
なぜなら吹付けの場合は、やはり塗料が風などの影響で四方に飛んでしまいます。修繕工事は、住みながらの工事になるので、
塗料の飛散は何としてでも回避したいのです。
デザイン、パターンや塗材によって、ローラーのボリュームも取り揃えられており、
塗料を㎡当たり、何kg塗るかを先だって仕様書で決められています。
実はマンションの外壁塗装は、タイプや立地条件にも影響されますが、約10年に1度塗り替え工事をしておきたいと言われています。
現実問題として防水や鉄部塗装を5年に1度、10年ごとに大規模改修と位置付けて、
塗装やシーリング等も摂り入れた修繕工事をすることをスタンダードとすると安心できると思います。 "