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外壁調査における仕様書の目的

外壁は日々雨風や直射日光にさらされるため、時間が経つにつれ劣化してくるものです。

劣化してくるとはがれ落ちたりひびが入ったりして建物の品質を及ぼすばかりでなく、

はがれた破片が落下して非常に危険な事態を招くこともあります。

また、通りに面している高層マンションなどは道路を歩いていて上からコンクリートの破片が落ちてきたりすると大けがをしてしまうこともあり、

非常に危険です。

その為、一定の高さ以上の高層マンションなどに於いては外壁の状態を定期的に調査し、適宜補修することが義務づけられています。


しかし、その調査に於いてはさまざまな方法があり、方法により危険度を判定する基準が異なるのが実態です。

しかも、この結果により改修費用も大きく異なるので、一定の基準を設けて行う必要があります。

その基準を規定するのが仕様書であり、その中にはどのような方法を用いてどの部分を調べるのかを詳細に定義しています。


また、公共的な建物に於いては調べるための費用も公費より捻出されるため、

仕様書の内容に基づき費用を各業者が計算し、最も安い費用で行う業者を選択し実施する方法がとられます。

これを入札制度と言いますが、この方法を用いることで適正な方法で適正な価格で作業が行われることを規定しているのです。

外壁調査は工事を的確に行うためには非常に重要なものです。

この方法を規定する仕様書は適正な方法で適正な価格で作業が行われるためには必要なものだと言えます。