マンションのほぼすべてがコンクリートで造られています。
コンクリートのメリットは寿命が長く丈夫という点です。
ただ、コンクリートの壁は時としてひび割れが発生することがあります。ひび割れは経年劣化によるものと地震によるものが在ります。
ただ、ひび割れは1ミリ程度であればそれほど心配はありません。
これが3ミリ、4ミリになって来ると大きな地震が来た時にくずれてしまう可能性も高くなります。
室内であればまだ救いようがありますが、マンションの外壁で壁が崩れたとすればけが人や死者が出る可能性も否定できないのです。
そこで、検査をする必要があります。
検査をする場合にはマンションの組合で行うのは難しく、普通は検査を専門におこなっている業者を呼んで検査をします。
では、どの業者を選んだらいいでしょうか。
業者は優良な業者もあれば悪質な業者もあります。
一番判断しやすいのが口コミです。
知り合いなどに検査を頼んだことがある人がいれば聞いてみるといいでしょう。
もし、口コミをしてくれる人がいなくてもインターネットの情報を閲覧することでおおよそ業者の良し悪しがわかります。
もう一つは見積もりを出してもらうことです。
見積もりというと安ければよいというイメージがありますが、安ければそれだけ手抜き工事の可能性もあるのです。
それよりもなぜ安いのか、あるいはなぜ高いのかが分かる見積書になっているかどうか、見積書で詳細がしっかりと作成されているのかがポイントになります。